この歳になって、ミシンの楽しみ方には様々な方向が有ることに気が付きましたって、今更？
ややもすると、＜性能―本縫いの美しさ＞を追求することばかりに目を向けていましたが、其ればかり
じゃないんだね。
それが＜王道＞ではあるのは間違いがないのですけれども。
素材に、もっとミニマムに手を加えたりして工夫を楽しむ。
中世の絵画に見る欧州の王族の衣服みたいに手の込んだ手刺繡や宝石は無理だけど、其れをシンプルに
アレンジするのもアリかな。
安易に刺繡が出来るミシンが登場して、過去に置き忘れた（ような）縫製のテクニックの様々。それを
手助けしてくれる押え・針等の道具達。
昔（って？）は、高級な機種を購入すれば、様々な種類の押さえや針が付属していたものなのですが。
「オパール」に出会ったときに、その匂いがしたのです。
ちょっと戻ってみたいなあ。昔の手仕事を思わせる生地に施す様々な工夫や刺繡の世界へ。
ホームソーイングであれビジネスであれ、着せたい人へ、気持ちを込めるんだよね。
それが一番大切。 |
